WindowsXpをLinux(Zorin OS)にして再利用
3年位前からずっと使っていないノートパソコンが家にあります。使っていないと言うよりは忘れていた感じなんですが・・・。春になったし、自分の持ち物を少し整理しようかなと思っている時に思わず引き出しの中から出てきました・・・。捨てようか迷いましたが、まだ使えそうだったので再利用の道を探りました。
WindowsXPをLinuxにしてみる
WindowsXPマシンはサポートが完全に終了しており、現在ではネットに接続するのは危険です。だからと言って捨てるのも勿体ない・・・と言う訳でいろいろ調べた結果、Linuxに仕立て直すことが出来るという事なので試してみることにしました。
とは言っても・・・Linux自体いろいろあり、一般ユーザーが無料でインストールできるディストリビューションもものすごい数があります。どれを選ぶか悩みどころです。
初心者向けのもの、人気のあるもの、中級者以上向けのもの、開発向け、仕事向け・・・個人的にはネットとメールが出来てブログの更新やちょっと仕事でも使える感じがいいかなと思っています。同時に、Windowsユーザーが比較的抵抗なく使えるものがいいなと思っています。
そんな意図で探した結果、これかなと思うものを見つけました。
Zorin OS をインストールする
Linux ディストリビューションの中でもWindowsに近い感じのもを見つけました。それが「Zorin OS」です。バージョンは2017年3月時点で12.1です。
Zorin OSについては私が語るよりもネットで調べた方が情報も沢山あるのでここでは特には説明しません。
うちのマシンはメモリが2GBだったので、Zorin OS 12 Core 32bit版をインストールします。ディストリビューションのダウンロードはZorinのサイトかSourceForgeからダウンロードできます。
Zorin OS:https://zorinos.com/
sourceforge:https://sourceforge.net/projects/zorin-os/
インストールは簡単
ダウンロードしたディストリビューションはisoなのでDVDに焼きます。ちなみにサイズは1.5GB位です。そして焼いたDVDをインストールするパソコンにセットして起動。あとは自動的にインストールが始まりますので、言語を日本語、タイムゾーンを東京としてインストールします。
ディストリビューションのDVD作成からインストール完了までお茶でも飲みながら1時間程度で終わります。
使い勝手やアプリケーション
使い勝手は確かにWindowsに似ていると言いますか、Windows風ではあります。でもWindowsではありません。設定やソフトのインストールなどはWindowsと違いますが、使っているうちに慣れるでしょうと言う感じです。
使用感としてはネットも普通に繋がり、LibreOfficeも入っているので、Excel、Word、PowerPointと同等の作業ができます。
Windowsでしか動作しないソフトだとかはさすがに無理ですが、日頃使いとしては別に慣れれば問題ないと思います。必要なソフトや便利そうなソフトなどはこれからぼちぼち探して入れてみたいと思います。
実際にやってみて結構手軽にインストールできるんだなって感じでした。使わなくなったパソコンがある方は試しにやってみても良いと思います。