子育て世帯臨時特例給付金…どうも解せない…
今年も昨年に続き、子育て世帯臨時特例給付金が
支給されることになりました。
昨年は児童一人当たり1万円でしたが今年は3,000円に減額。
我が家にも対象の子供が二人いますが…
これって…無理矢理給付しているとしか思えない…。
と言うのが私個人の感想です。
昨年の実態から今年を推測すると…
昨年は
総額: 1,473億円
(内訳)給付費:1,271億円 事務費:202億円
となっていました。
単純に計算して、対象児童数はそんなに極端に
変わっていないと思われますので、そう仮定すると
事務費も昨年程度の202億円程度掛かると推測されます。
昨年の支給額1,271億円を10とすると今年は3なので、
単純に割ると今年の支給額は約382億円。
事務費と合わせて約584億円の計算になります。
厚生労働省のホームページに掲載されていた
今年度の予算は587億円でした…。
上記の仮定の計算とほぼ同じ金額です…。
だとすると…
一人3,000円支給するのに
一人約1,620円の事務費(経費)がかかるという
計算になります…。
予算の35%が経費って…
そこまでして支給する必要性はあるんでしょうか?
もっと有効な使い道はないものか…
子育てを支援していただく数少ない制度なので、
ありがたいと言えばありがたいですが、
こんなに経費が掛かるのであれば、
もっと経費を掛けずに「実益」の大きな使い方を
してほしいと思います。
例えば、保育士の給与アップとか。
別に私は保育士ではありませんし、
身内に保育士もいませんが、
昨年も予想以上に保育士の給与アップ率が
低かったことですし、保育園に子供を預けている
親としては、やはり一番大変な「現場」へ
直接支援してほしいと思います。
既に保育士の給与システム等は構築されていますので、
保育士に還元するのに子育て世帯臨時特例給付金ほどの
経費が掛かる事はまずなしでしょうから、
ベースアップでも賞与増額でも何でも良いので
支給するという方が、無駄な経費も掛からず、
実益が大きいように思います。
いやらしい話ですが、給与がアップすれば、
仕事に対するモチベーションも少しは上がるかと。
そうなれば結果的に保育士にも園児にも良いような気がします…。
お金が全てではないでしょうが、
実際、私達も給与アップがモチベーションとなり
日々の労働に励んでいる部分はあると思います。
あくまで私個人の考えです
国や国民のみなさんがどう思っているか、
どう考えているかは分かりませんが、
上記はあくまで私個人が勝手に思っていることで、
半分は愚痴なので聞き流してください。
まだまだ思うところはありますが、
ただの「愚痴」になってしまうのでこの位で…。