住宅ローンを考える…表面金利が全てじゃない
住宅ローンを選ぶときに気になるのは
やはり「金利」です。
ネットの広告やチラシにでかでかと
金利が書いてあり、
思わず「おっ!」っと見てしまいますが、
果たしてその金利を信じて良いのでしょうか?
住宅ローンを組むときには、
金利以外に手数料やらが掛かる場合がほとんどです。
勿論、そんな手数料などもほとんど掛からずに
借りられる場合もあるでしょうが、
借り入れ条件や借り入れ以外に掛かる費用を
よく見ておく必要があると思います。
金利、いわゆる表面金利は、
各行が表示している住宅ローンの適用金利です。
その金利は各行の「基準金利」から「優遇金利」を
引いた金額が適用される場合がほとんどです。
そして住宅ローン借入時には、
・事務手数料
・保証料
・団体信用生命保険料
など、様々な費用が必要になってきて、
これは各行ごとにかなり違います。
これらの費用を分かりやすくするために、
表面金利に各費用分を組み込んだ金利を
実質金利と言うようです。
いわば、実質金利は表面金利に各種費用を
加味した実質コストを表わしています。
次回、その表面金利と実質金利の違いを見ていきましょう。