ハウスメーカーを選ぶ その3
ここで立ちはだかるのが「予算」だ・・・。
家を2000万円で建てるには・・・。
以前にも書いたが、
家を建てる場合、家の本体価格だけで建つわけではない。
いわゆるオプション工事費や付帯工事費、諸費用が
家の本体価格の20~30%程度は掛かる。
外構工事や地盤補強等は土地によりけりで、
どこのハウスメーカーでもそんなに大差は無いと思われるので
ある程度の予算を別に取っておくと言う考えで行くしかない。
なんて事を考えていたら・・・頭痛くなった・・・。
こういう面倒な計算は、それこそプロのハウスメーカーに
頼んで見積もってもらえばいい。
その金額を見るのが一番早い。
まずは希望地域に近い新築分譲地を回り家と値段を見る。
値段について言えば最初はこれが一番分かりやすい。
いろいろ見て回るが・・・何せ・・・高い・・・。
大手メーカーは、いわゆる「値引き」でお客様の要望に
応えようとするが・・・予算3000万なのに3500万以上の家ばかり。
大抵の営業マンは
「ランニングコストが安いですから最終的には安くつきます。」
と言うが・・・、
3000万と3500万、35年で金利2%固定として計算すると支払額は
3000万円 → 35年 2% →41,738,968円
3500万円 → 35年 2% →48,695,500円
支払額の差は695万、つまり35年で700万違ってくる。
10年で200万円、年間20万円、1ヶ月16,666円。
ランニングコストが安い家は、ランニングコストが安くない家より
35年で700万円以上メンテ代が安くなるのだろうか?
ここで気をつけないといけないのが、3500万の家は
35年でメンテ代が700万円安くなって3000万の家とトントン。
実際はそれ以上ランニングコストが安くならないと
最終的に家に掛かるコストが安くなったとは言えない。
家は購入価格で良し悪しが決まるものではない。
購入して、長い年月経ってはじめて
「良い家だった」とか「悪い家だった」といのが判るような気がする。
そのファクターの1つがこのランニングコストなのかもしれないが・・・
・・・と個人的には思う・・・。
・・・まあ、屁理屈かもしれないが・・・
・・・でもセコい性格の私はそう思う。
どこかのサイトで読んだが
『家が安いと「こんなに安くて大丈夫か?」と思い、
家が高いと「この家は適正価格なのか?」と思う。』
とう感じのフレーズがあった。
安かろう悪かろうは嫌だが、高かろう良かろうと言う訳でもないのが
現実のようなので、何かと判断に困る・・・。
・・・こんだけ迷って・・・本当にハウスメーカー決まるのだろうか・・・。